基本理念 思いやりが根づくまち千歳
住み慣れた地域で、誰もが「安心して」「健康で」「幸せに」暮らす福祉のまちづくりのためには、 困ったときにお互いに助け合える支え合いの仕組みづくリや誰もが気軽に集える居場所づくリ、 災害などもしものときに備えた地域づくリが求められます。
千歳市社会福祉協議会では「思いやリが根づくまち千歳」を基本理念とし、千歳のまちに暮らす一人ひとりが地域を見つめ、お互いに支え合う共生社会を目指すため、第7次地域福祉実践計画を策定しました。
基本目標
基本目標1 地域づくりを主体的に担う人づくり
ボランティア担当
地域住民の「困った」と「できる」をつなぎ、「助け合いの輪」を形にする「お互いさま」の活動を支える地域の助っ人養成のほか、若い世代や働く世代が気軽にボランティア活動の体験ができる機会を拡充するなど、地域づくりを主体的に担う人づくりを進めます。
- 地域ニーズに応じられる「お互いさま」の担い手の育成
- ボランティア団体の活動支援と若い世代などがボランティア活動へ参加するきっかけづくり
- 福祉の心の育成と「福祉の授業」を支援する人材の育成
主な事業
- ちとせ市民ふくし講座
- 暮らしのちょっと応援サービス(ヤマセミねっと)
- 若者・働く世代向けボランティア体験講座
- 児童・生徒のボランティア体験学習支援事業 など
生徒の高齢者施設での
ボランティア体験学習の様子
基本目標2 地域での支え合いと、きずなづくり
介護予防センター担当
これまでつながりの弱かった民間事業者や企業等との連携を図り、相互に得意な領域を提供し合うことで見守りや支え合い活動の創出に取り組むほか、地域共生社会の実現に向けて社会福祉法人の役割を果たすため、社会福祉法人ネットワーク懇話会・千歳の活動を発展させて、地域での支え合いときずなづくりを推進します。
- 身近な地域における支え合い活動の推進
- 地域福祉に関わる機関及び団体との協働・民間と連携した地域福祉の推進
主な事業
- 福祉委員活動推進事業
- 小地域福祉ネットワーク活動推進事業
- 千歳地域SOS・見守りネットワーク事業
- 社会福祉法人ネットワーク懇話会事業 など
認知症高齢者等のSOSネットワーク
捜索模擬訓練の様子
基本目標3 いつでも、気軽に、誰でも通える地域の居場所づくり
地域福祉担当
高齢者だけでなく、子どもたちや子育て中の人、若者世代、生活に困窮している人、障がいを持つ人、認知症の人やその家族など、世代や分野を超えて、人と人、人と資源が丸ごとつながり、買い物や外出のついでに気軽に立ち寄れ、誰でも通える身近な地域の居場所づくりを日常生活圏全域に創出します。
- 多様な人と人、人と資源が世代や分野を超えてつながる、新たな居場所づくり・活躍の場の創出
主な事業
- 生活支援体制整備事業
- 介護予防センター運営事業 など
生活支援体制整備事業
大人の折り紙サロンの様子
基本目標4 満足度の高い福祉サービスづくり
地域包括支援センター担当
人材育成・人材確保を強化し、利用者ニーズに合わせた適切なサービスを提供するとともに、他法人の社会資源との連携をさらに強化し、利用者やその家族に満足していただける良質な福祉サービスの提供に努めます。
- 一人ひとりにあった在宅生活を送るための福祉サービスの提供
- 健康の保持増進と利用者ニーズに即した適切な介護保険サービス等の提供
主な事業
- さわやかサービス事業
- 介護保険事業
- 高齢者・障がい者自立支援事業
- 子育て支援事業 など
ファミリー・サポート・センター
会員交流会(託児)の様子
基本目標5 ボランティアとともに災害に備える地域づくり
総務担当
災害ボランティアセンター設置の実践に備え、職員の対応力向上を図るとともに、災害時にボランティアの力が十分に発揮されるよう、防災ボランティアリーダーの増員、資質向上を図り、様々な団体と協働し、ボランティアとともに災害に備える地域づくりに取り組みます。
- 災害ボランティアセンター運営体制の充実と災害ボランティア活動に関する協定締結団体との連携強化
主な事業
- 災害ボランティアセンター運営事業
- 防災ボランティアリーダー養成研修会 など
市防災訓練での災害ボランティアセンターの
展示・説明の様子
基本目標6 住民一人ひとりの相談を受け止め、解決していくしくみづくり
地域包括支援センター担当
窓口や制度ごとの縦割りではない総合相談体制を進めるため、本会の相談にかかる担当部門間の連携及び関係機関や地域住民のインフォーマルな支援と連携することが求められます。身近な圏域で柔軟に相談できる体制を整え、既存の機関や制度、地域住民による支援などにつなぐだけでなく、新たな支援や社会資源の創出により多様化するニーズに対応できる体制の構築に努めます。
- 相談窓口の周知と総合的な相談体制の強化
- 権利擁護体制の構築
主な事業
- 心配ごと相談所事業
- 地域包括支援センター運営業務
- 成年後見支援センター運営事業 など
デイサービスセンターの様子
基本目標7 課題に柔軟に対応していくための体制づくり
地域包括支援センター担当
地域福祉懇談会や日常生活圏域を単位とした座談会など地域のことを話し合える場を充実させるとともに、研修会やイベント等の参加者を対象にしたアンケート調査を通して明らかとなった地域ニーズや生活課題に基づいた取り組みの推進など、課題解決に柔軟に対応できる体制づくりを進めます。
- 地域ニーズや生活課題を把握するための取り組みの推進
- 地域ニーズや生活課題に基づいた取り組みの推進
主な事業
- 地域福祉懇談会開催事業
- 新たな事業展開の検討
介護予防教室の様子
基本目標8 社協の認知度アップと人材・財源確保のしくみづくり
介護総務担当
地域福祉推進の中核的な存在として行政とのパートナーシップの推進を図るとともに、社協活動を「見える化・見せる化」によって支援者を拡げる取り組みを行い、認知度アップと人材・財源確保のしくみづくりを推進します。
- 人材・財源確保のしくみづくりと安定した組織運営の推進
- 社協活動の「見える化・見せる化」の推進
- 行政とのパートナーシップの推進
主な事業
- 職員研修
- 広報活動事業
- 社会福祉大会開催事業 など
地域福祉懇談会の様子