平成29年度 音訳・校正ボランティア養成講座が閉講式を迎えました

掲載日:2017.10.26

 平成29年6月7日から20回にわたり開催された「平成29年度 音訳・校正ボランティア養成講座」は、全カリキュラムを終え、10月25日に閉講式を迎えました。

 「音訳」は聞きなれないかたもいらっしゃるかもしれませんが、以前は「朗読」と言っていました。視覚に障がいのある方々のために、情報を声に出して読み上げてお伝えする活動です。市の広報誌や市民カレンダー・市議会だより、一般の書籍や定期刊行物(雑誌や身近な情報誌など)の製作をしています。

 こうした情報には、文字だけでなく図表や写真なども含まれており、どのように声でお伝えするかが、音訳者に必要とされる技術です。また、近年は録音もデジタル化されているので、録音機の使い方もカリキュラムに含まれています。

 録音された音声はパソコンで編集し、まるで本をめくるように、見出しやページが付けられ、「デイジー図書」として貸し出しをしています。全国の点字図書館や公共図書館と協力して、より多くの本や情報を、視覚に障がいをお持ちの方々にお伝えします。

 ボランティアの数は、年々減少しています。「音訳・校正ボランティア養成講習会」は毎年開催しております。広報ちとせの5月号に募集記事が掲載されますので、興味のある方はぜひご参加ください。