12月14日(日)自由ケ丘桜寿会「しめ縄づくり」にお邪魔しました。

 桜寿会発足の翌年昭和56年から続けている「しめ縄づくり」は、

会の伝統行事として今年で44年目を迎えます。

 

 しめ縄の材料「スゲ草」は、6月下旬の勇舞川護岸での収穫したものを

三日間の天日干の後に会員宅に保管されていたそうです。

 この時の乾燥がうまく行わないとカビの原因となるそうです。

 

 今回作成するしめ縄は2本、「大きいしめ縄」は自由ケ丘会館入り口に飾られ、

「小さいしめ縄」は自由ケ丘郵便局に飾られるそうです。

 

 作成に入る前にビデオで手順の確認です。

 会員の皆さんは、一つ一つの行程を思い出しながら真剣に見入っています。

 会長からは、時折注意点についての解説も入ります。

 

 しめ縄の作り方は、

  • 材料の「スゲ草」に水を含ませ柔らかくする。

 

  • 3つの束に分け、内2つの束をねじりながら撚りあわせる。

   

 

 

  • ②の縄にもう一つの束をねじりながら巻き付け、1本の縄が完成です。

   

 

 ※縄の太さは、はじめの材料の束の量で調整するそうです。

 

 しめ縄づくりは、力と体力が必要で、大きなしめ縄には7人がかりでの作成です。

 

   

 大しめ縄完成!

 しめ縄は12月28日から会館入り口に飾られます。

 しめ縄が完成後は、みんなで昼食会です。ご婦人から温かいそばが振舞われました。

 

 ~~~ 「しめ縄」 ~~~

 しめ縄を飾る理由は、「神様を迎える準備」として家を清めるためだそうです。
 日本では古来より、神様は“清らかな場所”に降り立つと考えられ、年の初めに
家をきれいに掃除し、玄関や神棚にしめ縄を飾って、
「この家は清められています。神様、どうぞお入りください」とお迎えするのです。

 また、しめ縄には邪気や災いを家に入れないという“魔除け”の力もあり、縄を
「結ぶ」「ねじる」という形そのものが、悪霊を封じるという信仰に結びついており、
正月の期間中はその家を守るお守りのような役割も果たしているそうです。

 

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