コロナ禍の影響で多くの地域の活動が中止や縮小を余儀なくされている中、東郊町内会の斎藤政枝会長は手書きの文章に切り絵やイラストを添えた絵手紙を町内のお一人暮らしや高齢者の世帯にお配りをしています。 

コロナの影響で昨年の4月からいきいき百歳体操のほか町内会のサロン活動が自粛に。サロンに来ていた仲間にお変わりがないか心配になりイラスト付きの手紙を書くことを思いついたそうです。

はじめはサロンに来ていた30名ほどに「体調はお変わりありませんか」「家の中でも体操を続けましょう」というような励ましの文章を書いていました。しかし町内会のお一人暮らしや高齢者の世帯の方も心配になり、約160世帯にもお手紙を書くことにしました。

 
昨年の4月から今年の3月まで6回ほどお手紙を配付いたしました。絵や文章も毎回変えて工夫をしています。また手紙と一緒にコロナに関する資料もコピーをして一緒に配付。

たくさんの方からお礼の電話をいただきましたが、手紙を受け取った86歳の一人暮らしの女性から、「こんなに温かいお手紙をいただいて気持ちが癒されました。ありがとうございました」と涙ながらにお電話をいただいたそうです。

また近くのスーパーで買い物途中にお会いをし、「先日は暖かいお手紙ありがとうございました」とお礼を言われたこともあったそうです。

斎藤会長はコロナと言う見えない疫病で精神的に大変な一年でしたが、一日でも早く終息することを祈り「お手紙ももう少し続けてみます」と話して下さいました。


掲載内容に関する問い合わせは生活支援コーディネーター孫崎(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで。