11月8日(金)に北ガス文化ホールで行われた「ちとせ介護の日フェア2019」の中で

認知症の方がお客様をもてなすカフェイベントがおこなわれました。

 


  

コンセプトは【認知症の人とのハートウォーミングコミュニケーションカフェ】

認知症の方に役割を持ち作業(活動)を楽しんでもらう。そして病気を気にせず地域の方と交流し、

参加者全員が認知症や認知症の方に対する理解を深め交流することが目的です。


 



このカフェの【おしゃべり処きずな茶屋】という名前には、
この茶屋に参加するすべての人、活動団体が仲間となり、楽しいおしゃべりを通じて人と人とのきずなづくりのできる場にしたいという願いが込められています。

開催までには多くの団体や個人の皆さんに協力をいただき、

プレオープンを経て、課題を把握し当日に向けて準備をしました。

 

 

 


11月8日の【おしゃべり処きずな茶屋】オープン当日は、ほぼ満席となる来場者でしたが、

混雑を避けて3部制にしたことや、スタッフが入り口で来客者の案内をうまく行ってくれたことで

比較的ゆったりとした雰囲気の中で実施することができました。

 

 




 


認知症のウェイトレスの皆さんもはじめは緊張しながらの接客でしたが、

接客の回を重ねるごとにリラックスしていき、

一緒に活動してくれた認知症サポーターさんのやさしいリードを支えに、

とてもいきいきと活動することができました。

茶屋開催後には、参加した認知症の方々から、「楽しかった!」「機会があればまた参加したい」という感想をいただきました。


 

 

 


美味しいコーヒーの試飲で参加協力してくださったスターバックスコーヒー千歳空港店さん(写真上)。
プレオープンからカフェのスムーズな接客対応の方法を色々と教えてくださいました。

 

 

お客様は温かな笑顔で、きずな茶屋スタッフのもてなしを受け、

スタッフはみんなで協力しあってお客様をもてなすことができました。

 


【おしゃべり処きずな茶屋】開催後の12月3日の夕方。

茶屋開催のため、まさに『ONE TEAM』となった協力スタッフで【まとめの会議】を行いました。

会議では、良かったところ、もっと良くしたいところが話しあわれ、

今後の茶屋に関しても、継続していく意義があるという声が多数あがりました。


 

 


 

認知症の方がはつらつとした表情で頑張れる場所、

地域の方々とのハートウォーミングな交流ができる場所を

継続していけないか、

TEAMで課題を検討しています。

 

 


最後にこの度の茶屋開催に関してたくさんのみなさんに協力をいただきました。ありがとうございました!

 

≪おしゃべり処きずな茶屋協力団体≫
青葉の杜~就労継続進B型事業所
オープンカフェゆみな~就労継続進B型事業所
株式会社えみな
グループホーム笑顔の郷
グループホーム向陽台
合同会社ハレルモ『ハレルモキッチン』~就労継続支援B型事業所
スターバックスコーヒージャパン株式会社新千歳空港店
駄菓子屋 昭和屋
地域密着型事業所『絆の会』
認知症サポーター
認知症の人を支える会『はまなすの会』
認知症地域支援推進員
布の絵本ゆめの会          (五十音順・敬称略) 
千歳市介護予防センター
千歳市生活支援コーデネーター
千歳市社会福祉協議会

 

 

掲載記事に係るお問い合わせは

生活支援コーディネーター池本(地域福祉課地域福祉係0123-27-2525)まで