12月11日(火)

社会福祉協議会2階会議室で開催されている

布の絵本『ゆめの会』にお邪魔しました!

【布の絵本 ゆめの会の様子】

布の絵本『ゆめの会』では、
月2回、社会福協議会2階会議室で布の絵本を作成し、
図書館や児童施設に寄贈しています。
活動を始めて、来年で25年になるそうです!

 

【手づくりの布の絵本。とても丁寧につくられています】

この日はちょうど『アイヌ刺繍の講習会』をされていました。
普段から講習会などは開催されているのですか?と、
代表の佐藤美代子さんにお伺いしたところ
「アイヌの絵本で、布の絵本にしたいものがあり、
それならばきちんとアイヌ刺繍を学ぼう、と
今回の講習会をお願いしました。」とのこと。
絵本は残念ながら著作権の許可が下りず中止になったそうですが、
他にもなにかアイヌの絵本でこれは、と思うものがあれば作成したいです、とのお話がありました。

【布の絵本『ゆめの会』佐藤美代子 代表】

講師は公益財団法人 アイヌ民族文化財団より
アドバイザーとして派遣された
川浪 和実先生

向陽台コミュニティセンターで開催されている
アイヌ刺繍のサークルでご縁がつながり、
今回の派遣につながったそうです。
地域の集まりで広がるつながり、素敵ですね!

【公益財団法人アイヌ民族文化財団 アドバイザー 川浪和実先生】

講習会では、体験の前にまずはアイヌ刺繍についてのお話が。
アイヌ刺繍では、文様の一つ一つに意味があり、神が宿るとされています。
そのため、日本刺繍やフランス刺繍とは違った「決まりごと」がありました。
刺繍を学ぶことで、自然とアイヌ文化について触れることができます。

 

【アイヌ刺繍の奥深さに、みなさん真剣に耳を傾けておられました】

お話の後は、さっそく皆さんで刺繍を入れた小物づくり。
この日は、『ポケットティッシュケース』と『針刺し』を作っていました。
普段から縫物をされている皆さんですから、すいすい針が進みます。
が、お話伺うと、
「普段の刺繍と違って難しいです💦」とのお話も。
皆さんお互いに教え合いながら、とてもきれいな作品を作っておられました。

 

 

【とっても楽しい雰囲気です(*^^*)】

布の絵本 ゆめの会さんは、
昨年で会員さんの平均年齢が72.5歳とのこと。
向陽台長都駅前など遠方からも、バスに乗って通ってこられているそうです。
「人と会うことが大事なの。」
とお話しして下さったのは、創設の年から参加されている山沢さん
向陽台から通ってこられている方のひとりですが、なんと来年90歳!
「ゆめの会の他にも、町内会のコーラスサークルや、
歌声喫茶、映画上映会などにも参加しています。」
と笑顔でお話しして下さいました。

長く通っている方が多いんですね!と言うと
「私は昨年から、」
「私はその前かな?」
と、最近から通われた方も。
もともと手仕事がお好きだった方もいれば、
不器用だけどゆめの会の活動に共感して、という方も。
年齢、入会した理由など、さまざまな方がお集まりですが、
みなさんとても仲良しです!

 

【お隣同士で教え合いながら、楽しく作品作り(^^♪】

佐藤代表は、
「会員は年齢の高い方が多いです。
せっかく集まっているんだから、
縫物だけのサークルではなく

高齢者のサロンとしておおらかな活動をしていきたい。
とお話をしてくださいました。
ご参加されている方、みなさんとても楽しんで参加されているのがよくわかります。
「いい会でしょ!?」と佐藤代表は笑っておられましたが、
楽しみがあって、仲間がいて、本当に良い会だと思いました!

 

【美しい刺繍ができました✨】

布の絵本 ゆめの会
毎月第2・4火曜日 10時~12時
千歳市社会福祉協議会会議室で開催しています。
会費は月額500円
見学は自由です。
会員さんも随時募集しているそうです!

手先が器用な方も、
ちょっと不器用だけど、地域や子どものためになることをしてみたい!という方も、
是非ゆめの会さんに足を運んでみてください!

掲載内容についてのお問い合わせは
生活支援コーディネーター  浪花(0123-27-2525地域福祉課地域福祉係)まで

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